子宮を持って生まれてよかったと思えるマンガ『海獣の子供』

すみません本日はただの布教です(笑)

 

以前から五十嵐大介という漫画家さんのファンです。

 

 

最初に読んだのは、『魔女』というマンガだったのですが、その独特で壮大な世界観と凄まじい画力に圧倒されまして、あっという間に私の脳みそは彼の影響下に入ってしまいました(笑)。一言で言えば、信者なんです。

 

魔女 第1集 (IKKI COMICS)

魔女 第1集 (IKKI COMICS)

 

 

五十嵐大介さんの作品はどれも、その豊かで広範な知識を最大限に駆使して描かれています。例えば,世界中の神話、民間伝承、文化や習俗、自然、地球環境、歴史、宇宙、生命、生物学、海洋学、科学やテクノロジー。魔法なんかも重要なキーワードです。

それらを巧妙に織り合わせ、我々が住んでいるこの世界を描き直します。

 

すると、なんということでしょう!ビフォーアフター調)

 

彼の手にかかった瞬間、普段私たちの見ている世界が突然、魔法がかった「生きている」世界に見えてくるのです。もちろんそれはフィクションなのですが、あの不思議な説得力と言ったら!もはや五十嵐さんは、現代の魔術師といっても過言ではないのです。

 

出だしからだいぶ熱くなりましたが(笑)

最近、彼の『海獣の子供』を読み返しました。

 

海獣の子供 全5巻完結セット (IKKI COMIX)

海獣の子供 全5巻完結セット (IKKI COMIX)

 

 文化庁メディア芸術祭で賞もとっている作品なので、割と有名だと思います。

内容は・・・何と言うか難しいので説明しにくいし、言葉で説明すると薄っぺらになるので、これは是非自分で読んで体感してほしいのですが、一言で言うと「生命の誕生」というのがこの物語の核にあると思います。

 

昔この作品を読んだときは、「なんかよく分かんないけど、すっごいな」と(笑)驚きはしたものの、まだ自分自身に結びつけて考えることはしませんでした。ところが子どもを授かりたいと望んでいる今、改めて読んでみると、この物語がまるで、自分自身の中で起こっている物語であるかのように感じるようになったのです。ひとつの生命が誕生するまでの神秘的で壮大な物語。壮大な宇宙の誕生も、目に見えないほどの小さな命の誕生も、きっと根底は同じものなのだと。

 

そんなわけで、私は自分の子宮=広大な宇宙であるかのような幻想にとらわれてしまい、(完全に五十嵐大介の術中にはまっている)生命誕生という神秘のロマンに思いを馳せつつ、セクシーランジェリーで励んでいたりするわけです。

 

自分の子宮に宇宙を感じたい妊活中、妊娠中の方、時間があったら是非この作品をどうぞ。(宣伝文句が怪しすぎるし)